【新唐人2016年3月18日】
日本の戦場フリー記者安田純平さんが、昨年6月シリアで武装集団に拉致され人質とされました。今週木曜日にソーシャルメディアフェイスブックに、安田さんが日本政府に救援を求める内容の映像がアップロードされました。
ネット映像
「こんにちは、私は安田純平です。今日3月16日は私の誕生日です。私の国へ伝えなければなりません。どこかで暗い部屋に座り、痛みに苦しめられるが誰もおらず、誰も答えず、音もなく孤独です。自分の存在さえないと疑う状態です」
日本の菅内閣官房長官は、日本国民の安全保護が最優先だと発表しました。
菅内閣官房長官
「邦人の安全保護が政府にとって最重要の責任です」
政府は現在、映像を分析している最中でノーコメントとのことです。現時点で身代金の要求はありません。
NHKはこの映像を投稿した人物に電話取材しました。安田さんが自由になれるよう手伝いたいと願い映像を投稿したと言います。
しかし、ロイターは現在この映像の信憑性は未確認だと述べ、そのため安田さんの家族と連絡できない状態です。
安田さんにとって、中近東で武装集団に拉致されたことは今回が初めてではありません。
2004年にイラクの首都バクダッドで、もうひとりの日本人記者と共に武装組織に拉致され、3日後に解放されました。武装組織は日本政府がイラクから軍隊を即時撤退させないことへの抗議だと言いました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/17/a1258174.html (中国語)
(翻訳/碧眞 ナレーター/金丸 映像編集/李)